代表あいさつ

このたび、平成31年度総会で代表に再任され、昨年に引き続いて会の運営の舵取りをさせていただくことになりました。
本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

最初に申し上げたいことは本年度も昨年と同様に「温かい家族会の堅持」と「若年性認知症家族会との連携」という基本方針は揺らぐことなく推し進めていくことです。

そして、今回のごあいさつでは二つの事柄を書かせていただきます。
一つ目は、今年度の総会で従来の6人の顧問体制が8人の体制になりました。
現役医師および大学教員のお二人が就任されたのです。
これにより、会員のみなさまからの、若年性認知症の医療と介護でお悩みの問題を今まで以上に早期にお答えできる体制が整いました。お一人で悩むことなく気軽にご相談いただきたいと思います。
二つ目は、彩星の会発足20周年記念事業として、会報誌「ほしだより」の 《人今人》 に寄せられた掲載記事を2021年9月に「百の家族の物語」として一冊の本を刊行する予定です。詳細は近い時期にご報告いたします。

感謝の言葉が最後になりましたが、会員各位の会運営にご理解を賜り会費納入率が改善されたことを改めてお礼申し上げます。
今年度も、家族会のみなさま、医療機関のみなさま、介護専門職のみなさま、そして行政の方々のご協力をいただきながら、介護者とご本人が安心して暮らせる社会の実現に微力ながらも貢献したいと考えております。

何卒、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

平成31年4月21日
彩星(ほし)の会  代表 森義弘